
Our Perspective on Treatment
当院の治療方針

初診時における迅速かつ的確な検査体制
当院では、糖尿病専門クリニックとして、
診察当日に必要な検査をできる限り効率的に行えるよう体制を整えています。
特に初診の患者様に対しては、可能な範囲でその日のうちに検査を実施し、
検査結果をもとに診察当日中に今後の治療方針をご説明できるよう努めています。
当日に実施する主な検査項目(状況により調整されます)
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血液検査(血糖・HbA1c・腎機能・脂質など)
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尿検査(尿蛋白・糖・潜血など)
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胸部レントゲン(心肥大・動脈硬化・慢性膵炎の可能性など)
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腹部レントゲン(脊椎変形の有無など)
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頸動脈エコー検査(動脈硬化の進行状況)
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神経伝導速度検査(糖尿病性神経障害の評価)
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眼底検査(無散瞳カメラによる網膜の状態確認)
これらの検査は、糖尿病に伴う合併症の早期把握や
治療計画に重要であり、
検査から結果説明まで通常2〜2.5時間程度で完了します
(患者様の状態により異なる場合があります)。
当院では検査後、担当医が結果を丁寧にご説明し、
患者様と一緒に今後の治療方針を検討いたします。
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原則予約制・月1回の通院
またはオンライン診療
当院は原則として予約制・月1回の通院を基本とした
診療体制をとっており、外来診療後に次回のご予約を
お取りいただく流れとなっています。
診察時には、毎月の採血データとその推移をお渡しし、HbA1cの変動や季節による影響も踏まえた丁寧な指導を行っています。
通院の目安は月1回が基本ですが、
2週間に1回の受診をご希望の方にも対応可能です。
定期的に外来を継続されている方ほど、血糖コントロールの安定につながりやすい傾向があります。
また、通院が難しい方には
**オンライン診療(会員制)**にも対応しており、
初診からのご利用も可能です。
患者様一人ひとりの通いやすさと継続のしやすさを
大切にした診療スタイルを提供しています。

通院で学び、理解を深める
― 教育入院を前提としない患者指導のかたち
院長は、東京都済生会中央病院に勤務していた当時、
数多くの糖尿病患者様に対して、
対面による患者教育・指導を行ってきた経験を有しています。
当時はインターネットも普及しておらず、
医療に関する書籍も限られていましたが、
現代は、医療情報に自ら情報を入手できる環境が整っています。
こうした時代の変化を受けて、当院では
「通院による継続的な診療」と「正しい知識の自己学習」を
組み合わせた形での指導を大切にしています。
患者様が納得して治療に取り組めるよう、
初診時や新たな治療を始める際には、
院長監修の書籍などをご紹介し、ご自身でも理解を深めて
いただけるようお勧めしています。



