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​インフルエンザ予防

このページはタミフル(経口の飲み薬)の予防服用に関するページです

今年度のインフルエンザワクチンの詳細はこちらをご確認ください。

インフルエンザ予防投与とは

  • 予防投与とは、インフルエンザ患者と接触した方が、感染を未然に防ぐために行う治療法です。
    接触から36〜48時間以内に服用を開始する必要があります。

  • 対象者は、原則としてインフルエンザ患者と同居している人や共同生活をしている人で、65歳以上、呼吸器または心臓に慢性的な疾患がある人、糖尿病などの代謝性疾患がある人、腎機能障害のある人が含まれます

このような方におすすめです

  • 家族や同居者がインフルエンザに感染した方

  • 高齢者(65歳以上)

  • 慢性呼吸器疾患や心疾患のある方

  • 糖尿病、腎機能障害などの基礎疾患がある方

  • 大事な予定(試験、仕事など)を控えている方

 

処方とお薬の受け取り方法

  • 当院では、診察と処方箋の発行のみを行います。

  • お薬は、処方箋を持参のうえ、薬局でお受け取りください

費用について

診察料+処方料込み 5,000円(税込)


※健康保険は適用されず、自費診療となります。
※薬代は含まれておらず、薬局にて別途ご負担いただきます。

インフルエンザ予防薬のご案内

(タミフルジェネリック・オセルタミビルカプセル 75mg)

効果

A型・B型インフルエンザの予防に有効です。服用期間中のみ予防効果があります。

服用方法

1日1回、1回1カプセルを10日間服用してください。

副作用

発疹、ショック、アナフィラキシー、肝機能障害、黄疸など

処方できない方

本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある方

投与のタイミング

予防目的で抗インフルエンザ薬を使用する場合、インフルエンザが流行し始める時期や、インフルエンザにさらされた可能性がある場合に処方されることが多いです。

予防投与の効果と注意点

  • インフルエンザ予防薬は100%発症を防ぐものではありません

  • インフルエンザウイルスに対する免疫力を高めるものではなく、ウイルスの増殖を抑える薬です。

  • 風邪や他のウイルス感染症には効果がありません

  • 副作用として、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・発疹・アレルギー症状(アナフィラキシー、ショック等)などがまれに見られることがあります。

  • 長期間の使用や乱用は、耐性ウイルスのリスクがあるため、必ず医師の指導のもとで使用してください

予防投与はそもそもしても良いものなのか?

薬剤の添付文書にも予防投与の項目があり、用法・用量も記載されています。

きちんとした正しい使用法として(条件付きですが)予防投与は承認されています。

ただし、予防投与には保険診療は認められていません。自費診療となります。

共通注意事項

処方できない方

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある方

  • 妊娠中または授乳中の方

  • 重度の腎機能障害がある方

  • 他のお薬を服用中の方(医師とご相談ください)

 

インフルエンザの予防として薬を処方する時の注意点は以下のとおりです。

1. インフルエンザ予防薬はあくまで予防薬であり、100%予防できるわけではありません。

インフルエンザ予防薬は、インフルエンザウイルスに対する免疫力を高める効果がありますが、発症を完全に防ぐことはできません。また、インフルエンザ以外の風邪には効果がありません。

2. インフルエンザ予防薬は、発症から48時間以内に服用する必要があります。

インフルエンザ予防薬は、インフルエンザウイルスが体内に侵入してから増殖するのを抑制する効果があります。そのため、発症してから服用しても効果が期待できません。

3. インフルエンザ予防薬には副作用があります。

インフルエンザ予防薬の主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などがあります。まれに、じんましんや発疹などのアレルギー症状が現れることもあります。

4. インフルエンザ予防薬は、以下のいずれかに該当する人は服用できません。

  • 妊娠中または授乳中の人

  • 過去にインフルエンザ予防薬で重篤な副作用を起こしたことがある人

  • 他の薬を服用している人

5. インフルエンザ予防薬は、医師の処方箋に基づいて服用する必要があります。

インフルエンザ予防薬は、ドラッグストアなどで市販されていません。医療機関を受診して医師の診察を受け、処方箋に基づいて服用する必要があります。

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