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初診患者さんの特徴

最初に来院される患者さん達は、血糖管理不良の方がほとんどです。

 
当院の初診時患者さんの、半数以上はHbA1cが7.4%以上です。都内だけでなく全国から来院されています。大半の患者さん達は、近隣に信頼できる糖尿病専門医がみつからない、インスリン注射が嫌だ、現状の治療には納得されていない、というような患者さんが大半です。そうした方々が、鈴木院長の書籍を書店でみつけたり、噂を聞いて名前をネットでみつけて、来院される方が、当院の初診患者さんのほとんどです。たまに、近隣の糖尿病患者さんも訪問されます。

 

約3分の2の初診患者さんのHbA1cは、■7.4%以上。です。

以下のグラフのように、■6.9-7.3%■6.5-6.8%■6.4%以下です。初診時に、HbA1cが6.5%未満は、ほんの10%程度しかいません。

調査の実施主体:HDCアトラスクリニック​

調査範囲:初診の糖尿病外来患者の初診時HbA1cの分布

不必要に、頻回に、インスリン注射をしている患者さんが多い。

 
2型糖尿病では膵臓からのインスリン分泌が保持されていることが多い事から、不必要に、1日4回、1日3回、1日2回などの、インスリン注射をする必要は

ほとんどありません。HDC-Atlas クリニックに通院されている2型糖尿病患者さんの、9割以上は、1日に1回の持効型インスリンのみで、血糖コントロールが十分に可能であります。

 

他院で、不必要な回数、インスリン注射をしていたり、本来であれば、インスリン注射ではなく、GLP1誘導体の1週間に1回の注射でも、十分、血糖コントロールのはずである患者さんが、当院をネットで検索し、来院される事が非常に多くあります。当院では、そうした初診患者さんの、ほとんどが、持効型インスリンの1回注射と、BOT療法(basal oral supported therapy)に切り替えるか、あるいは、1週間に1回のGLP1誘導体治療に切り替えます。

GAD抗体陽性、イコール、I型糖尿病、イコール、強化療法と決めつけられている糖尿病患者さんが多い点も特徴です。

 
2型糖尿病でも、GAD抗体が陽性の糖尿病患者は多くおります。鈴木医師が東京都済生会中央病院時代に、外来で調査した割合では、通院糖尿病患者の約2%が、GAD抗体陽性でした。海外の発表では、さらに高い頻度でGAD抗体が陽性になる事例もあることが報告されています。

 

しかしながら、日本ではGAD抗体陽性、イコール、I型糖尿病と考え、すぐさま、強化インスリン治療を始める医師が、若年医師のみならず、ベテランの糖尿病専門医であっても、まだ、沢山、いるようです。​1日4回の注射療法を強要されて、納得がいかず、当院のホームページをみて、強化インスリン療法の必要はないことがわかり、初めて、当院を受診される初診の患者さんも、多くおられます。当院では、そうした方々には、膵臓からのインスリン分泌能を詳細に調べ、原則、インスリン注射の回数を減らす努力をしております。非常に沢山の糖尿病患者さんたちが、注射回数が減った事に、喜ばれております。

HbA1cが、7.5%以上でも放置されている患者さんが多いです。

 
血糖コントロールの目標は、高齢者ほど高めに設定はします。しかし、糖尿病の非専門医に通院していると、HbA1cが7.5%以上でも、そのまま従来療法のままで放置しているか、あるいは、HbA1c8%以上でも、最先端の治療を用いず、旧来方法の同じ治療を続けているだけという状況にあることが、多くあります。

そうした糖尿病患者さんには、当院では、最先端の糖尿病治療を行い、可能なかぎり、HbA1cは、6.5%未満にする事ができます。

それまでベテラン医師には診察されていない患者さんが多いです。

 
近隣に、ベテランの糖尿病専門医が不在か、あるいは、血糖コントロールが上手くない医師の医療施設に、長らく通院されていて、なかなか、血糖コントロールが上手くできていない糖尿病患者さんが、多く来院されます。

 

近年の糖尿病治療は、多岐に渡り、様々な選択肢で治療します。それは、あたかも、将棋の手で、上手い下手があるように、糖尿病治療にも、上手い下手がある、という事を示唆します。当院では、ベテランの糖尿病専門医が、

その患者さんに適した最も合理的な一手を考えて、血糖コントロールが上手くいく確率を高めていきます。そうしたコンセプトを、「糖尿病克服宣言」という書籍のタイトルや、表紙にして、一般に普及するよう貢献しております。

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