
ゼップバウンドとマンジャロの肥満治療における比較と選択の考え方(2025年9月現在)
現在、肥満症に対する治療としては、厚生労働省により正式に承認された
医療用GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド(チルゼパチド)」が利用可能です。
この薬剤は、一定の医学的条件(適応基準)を満たした場合に、
医師の判断に基づいて処方されることがあります。
一方、マンジャロ(チルゼパチド)は、本来2型糖尿病の治療を目的として承認されており、
肥満症への使用は適応外使用となります。
詳しい背景については以下をご参照ください。

適応外使用に関する注意点
マンジャロを肥満目的で使用することは、医療現場では「適応外使用」と呼ばれます。
これは違法ではないものの、以下のようなリスクや注意点があるため、慎重な対応が求められます。
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厚生労働省の公式見解
適応外での使用については、安全性や有効性の十分な検証がないため、使用には注意喚起がなされています。特に、2型糖尿病以外の目的での使用は正式な承認対象ではありません。
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副作用救済制度の対象外となる可能性
肥満症目的でのマンジャロ使用は、仮に副作用が発生しても医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
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医師の責任と説明義務
適応外使用の場合、医師は患者に対して十分な説明を行い、同意を得たうえでの処方が求められます。

ゼップバウンドの正式承認と使用条件(2024年12月承認)
2024年12月27日付で、チルゼパチド(商品名:ゼップバウンド)は、
日本国内において以下の条件で肥満症の治療薬として正式に承認されました。
【対象となる患者】
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BMIが35以上
または -
BMIが27以上かつ、肥満に関連する健康障害(高血圧、脂質異常症、2型糖尿病など)を2つ以上有している
ただし、自由診療の領域においては、承認要件を厳密に満たさない場合でも、
医師の裁量のもとで処方が行われることがあります。
これは患者個々のニーズや生活習慣、健康リスクを踏まえた、より個別化された医療対応の一環です。

ゼップバウンドの費用を抑えるには?会員価格のご案内と制度の特徴
HDCアトラスクリニックでは、ゼップバウンド(チルゼパチド)を自由診療にて提供しており、
ご利用にあたっては、一般価格に加えて、会員制度を通じた「会員価格」でのご案内も可能です。
この会員価格は、通常価格と比べて費用負担を抑えやすく、
継続的な肥満症治療を検討されている方にとって有用な選択肢となっています。
ゼップバウンドを継続したい方や、GLP-1治療のコストパフォーマンスを重視する方は、
会員制度の活用をご検討ください。
価格一覧(各剤形・1セット=4本/税込価格)
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ゼップバウンド 2.5 mg:1本あたり 3,750円 → 1セット(4本)15,000円
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5 mg:1セット 25,000円
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7.5 mg:1セット 35,000円
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10 mg:1セット 45,000円
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12.5 mg:1セット 55,000円
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15 mg:1セット 65,000円
※10mg・12.5mg・15mgは順次入荷予定(2025年9月現在)
※自由診療のため、保険適用外・全額自己負担となります。
※医師による診察の結果により、処方が適当でないと判断される場合は、処方できないことがあります。
※目標体重は、BMI 22~18.5を目安としており、BMI 18.5 未満の方には処方しておりません。

ゼップバウンド(チルゼパチド)は、
2024年12月に肥満症治療薬として国内で正式に承認されました(条件付き適応)。
ただし、自由診療の領域においては、承認時に定められた使用条件を厳密に満たさない場合であっても、
医師の裁量のもとで処方が行われることがあります。
これは、患者さま一人ひとりの健康状態や生活習慣、将来的なリスクなどを総合的に判断したうえで、
個別化された医療対応を重視する姿勢に基づいています。
一方、マンジャロ(同じくチルゼパチドを有効成分とする薬剤)は、
現在のところ日本国内において肥満症への適応承認を受けていないため、
その使用にあたっては医師による十分な説明と、患者さまご自身によるリスクへの理解と同意が求められます。
したがって、肥満症の治療を検討される方は、まず承認薬であるゼップバウンドの使用について医師と相談することが、より安全で納得感のある治療選択につながります。