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​急診門診

当院では、以前から木曜日午前の呼吸器外来を受診していただいて、ワクチン接種を実施しています。

​帯状疱疹ワクチンについて

 

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する、痛みを伴う皮膚の発疹です。重い合併症を引き起こす可能性があり、特に高齢者にとってはそのリスクが高くなります。帯状疱疹ワクチンは、この病気とその合併症、特に帯状疱疹後神経痛(PHN)の予防に有効です。特に。50歳以上の成人の約3人に1人が発症すると言われており、発症すると強い痛みを伴う水疱が現れ、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる痛みが長期間残ることもあります。

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症や重症化、帯状疱疹後神経痛の予防に有効です。日本では2種類のワクチンが承認されており、50歳以上の成人が接種対象となっています。

 

当院での実施について

完全予約制です。

1回の接種につき、24,000円(税込)(税込み)が、かかります。
シングリックス(Shingrix)を、50歳以上の方のみに接種しております。

接種を希望される方は、当院のナースあるいは受付担当者まで、ご連絡ください。

政策と補助

東京都を含む一部の自治体では、帯状疱疹ワクチンの接種費用に対する補助を提供しています。2023年度から始まったこの補助制度では、生ワクチンの場合は1回につき最大5,000円、不活化ワクチンの場合は1回につき最大10,000円を2回まで補助します​​。

八王子市のような地方自治体では、50歳以上の市民が接種を希望する場合、様々な方法で申し込みが可能です。接種後の自己負担額は、生ワクチンで4,000円、不活化ワクチンで11,000円となっています。生活保護受給者などは、更に費用の免除や削減が適用される場合があります​​。

効能と効果

帯状疱疹ワクチンには、主に二つのタイプがあります。一つは「ビケン」という名前の生ワクチン、もう一つは「シングリックス」という不活化ワクチンです。これらのワクチンは、帯状疱疹の発症予防に有効であり、特に後者は帯状疱疹後神経痛(PHN)のリスクを大幅に減少させることが示されています。

  • 生ワクチンは、50~59歳で約70%、60歳以上で約50%の発症予防効果があります。

  • 不活化ワクチンは、50歳以上で約97%、70歳以上で約90%の発症予防効果があります。また、PHNに対する効果は、60歳以上で66.5%軽減、50歳以上で100%軽減、70歳以上で85.5%軽減とされています​​。

任意接種

  • 50歳未満の方や、定期接種対象年齢を過ぎた方は、任意接種で帯状疱疹ワクチンを受けることができます。

  • 費用は、医療機関によって異なりますが、1回あたり約25,000円~30,000円です。

帯状疱疹ワクチンの接種は義務ではありませんが、帯状疱疹とその合併症の可能性を考慮すると、特にリスクが高い年齢層の人々にとっては、接種が強く推奨されます。

 

帯状疱疹についての詳しい情報は、帯状疱疹予防.jpからご覧いただけます。

A/B型インフルエンザを予防します。予防効果は本剤を連続して服用している期間のみ持続します。

シングリックスの注射頻度

シングリックスは2回接種のワクチンで、1回目の接種後、2~6ヶ月の間隔をあけて2回目の接種を行います。このスケジュールに従って完全に接種することで、ワクチンの効果を最大限に発揮することができます。

注射を受けるタイミングと場所

シングリックスの接種を受ける場合、まずはかかりつけ医や地域の保健所、または接種を行っている医療機関に相談することが重要です。接種に際しては、医師による健康状態の確認や、ワクチン接種に関するアドバイスを受けることができます。また、ワクチンの供給状況や、接種費用に関する情報も、事前に確認しておくと良いでしょう。

接種は、主に医療機関や一部の薬局で行われています。お住まいの地域によっては、自治体が提供する補助金制度が適用される場合もあるため、接種費用の負担が軽減される可能性もあります。接種を希望する場合は、事前に予約が必要になることが多いので、計画的に行動することが望ましいです。

帯状疱疹ワクチンの接種は、帯状疱疹の予防に非常に効果的であり、特に高齢者や免疫力が低下している人にとって、重要な予防策の一つです。シングリックスの接種を検討している場合は、適切な医療機関で相談し、接種スケジュールや費用について情報を得ることが大切です。

​副作用・投与リスクについて

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シングリックスについて

  • 未承認医薬品等
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  • 入手経路等
    この治療で使用される医療機器は、薬機法に基づき医師の判断により当院で国内正規代理店(●●●●より)を通して購入しております。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は、厚生労働省HPをご確認ください。

  • 国内の承認医薬品等の有無
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  • 諸外国における安全性等に係る情報
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